りんあい

アプリレビューを初心者にも分かりやすく書きます

マインドマップアプリの王様 iThoughts

自分はMindnodeを主に使っているが気分次第でiThoughtsと使い分けている。 何気に2番目に買ったアプリなので思い入れも深い。そんなiThoughtsの魅力に迫る。

マインドマップとは何かというと単語(トピック)をツリー状にしてマップにした物。

思考整理ツール。

Mindnodeについてはこちらを。

美しい

Mindnodeも美しいがiThoughtsにはまた違った美しさがある。 こちらがカラフルにしたお気に入りのテーマ。ブランチもただの棒でなく太さが違っていい。 もっとシンプルなSolarizedというテーマも美しくお気に入りだ。 さらにアニメーションも豊富でトピックをつい追加したくなる。

にゅにゅっと動いてる使ってて気持ちいい。

使いやすい・・・?

こちらがiPad版のメイン画像。

使いやすい…と言ったがそれはキーボードを使うかどうかで大きく変わる。 キーボードならTabキーを押せばトピックを追加できるがキーボード無しだと右上のアイコンをいちいち押さなければならない。 特に画面のでかい12.9インチだと遠くて使いづらい。 Mindnodeなら+ボタンが選択したトピックのすぐ近くに出て使いやすいのに… (Mindnodeではこのようにトピックを選択するとすぐ近くに+ボタンが出て簡単にトピックを追加出来る) と開発者さんに+ボタン実装要望のメールを送ったらトピックを選択後任意の場所をダブルタップすると新規トピックを作れることが判明。 これはかなり直感的で使いやすい。2年間使ってて気付かなかった機能だ。 このようにiThouthsは多機能なのも特徴の一つだ。 iThougts にしかない機能も多い。逆もまた然りだが… たとえば上記のフィッシュボーン図というのがあったり… 上から下にトピックを追加していくスタイルがあったりするのもiThouthsのメリットだ。 他にもマップ左から二番目の見た目が好みの部分に適応されてるフィルターもMindnodeにはない機能。

メモも上から下にスワイプするだけでアクセスできる。メモに関してはMindnodeより使いやすい。


タスク

タスクはMindnodeに比べ癖がある。 Mindnodeだと子トピックのタスクを完了すると親トピックの進度に反映されるがiThoughtsは手動。 親トピックにタスクを作っても自動で子トピックにもタスクが作られたりもしない。 Mindnodeでは進歩の表示や子トピックへのタスクの追加が自動でされる。 その代わりiThouthsでは進歩状況を細かく残せるが・・・タスクはリマインダーとも同期出来るMindnodeの方がいいと思う。 ただThings3にエクスポートしたいだけならどちらでも可。 この通りバッチリThings3へエクスポート出来る。 それとフォローするとトピックを右上のタスクアイコンにドラッグすると完了に出来る。 複数タスクをドラッグで完了したりと直感的。

ただ複数トピックを選択したら2本指じゃないと移動できないのが不満。 1本指で動かせればいいのにと思う。

手書き

マインドマップはやはり手で描いてこそ、という人もいるだろう。 手書きに関してはiThouthsは優れた部分が多い。 まずApple Pencilで画面を長押しすると即座に手書きモードに移る。 しかも手書きは余白が削除されスッキリと見ることが出来る。 これはMindnodeにはない機能だ。 Mindnodeでは余白が大幅に表示されてしまう。 iThoughtsではこの通り。 ただ両アプリとも手書き画面に入る→書く→挿入、という流れでマップに直接書くことは出来ない。これはアップデートに期待したい。

豊富なエクスポート

この通り殆どのマインドマップアプリと互換性がありPDFや画像などよく使う形式でもエクスポート出来る。圧倒的な多さだ。 試しにPDFエクスポートしてみよう。 この通りマップとメモ、画像がある場合は画像がPDFとしてエクスポート出来る。 Mindnodeではメモをエクスポート出来ないので地味に嬉しい機能だ。 マークダウンではこんな感じ。 かなりの見やすさ。

結局MindnodeとiThoughtsどっちがいいか

まず値段はiThoughtsが1400円、Mindnodeが2400円(最近課金制に移行した。毎年2100円。) 値段重視ならiThoughtsだろう。 ただMindnodeは無料でもある程度使えるしiThouthsのMac版は6000円と高額なのでMacでも使いたい、無料版の機能で十分という人にはMindnodeが良い。 他にApple watch版が欲しい、リマインダーでタスク管理したいならmindnode、様々な図、高度なエクスポート機能が欲しいならiThouthsと言えるだろう。 使いやすさは個人的に断然MindnodeだがiThouthsの方が好みという人もいるかもしれない。 特にキーボードショートカットはiThouthsの方が断然多い。 後は見た目が好みな方を選ぶのがおすすめ。 見た目が良ければ自ずと使いたくなり慣れれば欠点が気にならなくなる。 自分はApple watch対応に惹かれてMindnodeに乗り換えたが今でもiThouthsの見た目が好きでちょくちょく使っている。 自分みたいな浮気性が1番よろしくない。 ちなみにiThouthsもMindnodeも相互にファイルをインポート出来る。 つまりiThouthsからMindnodeへマップをそのまま送れるし逆もできる。 仮にどちらかが合わなくても移行は容易だ。 とりあえずマインドマップを試したいなら無料のMindnodeをダウンロードしてみよう。